好きなことは慰めもんなんかじゃない

好きなことは慰めもんなんかじゃない、そんなこと、あってはならない

神様の裏の顔 著:藤崎翔 レビュー

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こんばんはー

 

早速ですが、今日は本の紹介をしていきたいと思います!

 

第34回 横溝正史ミステリ大賞受賞作品のー

「神様の裏の顔」です!

著者は、藤崎翔(ふじさき しょう)先生です。

ちなみに、藤崎先生は元お笑い芸人とのこと。

 

この本は、2019年になって、ブックオフさんのセールで100円以下で買いました!

書店員の頃、特にプッシュしていた訳ではないが、

コンスタントに平台から売れて行った印象が残っている。

この、「特にプッシュしていない」がポイントで、

特にプッシュしていないということは、

広大な店舗から数ある平台から小さな文庫本をわざわざ探したということである。

この本はきっと面白い。と確信して買った。

 

 

さて、この本は文庫本なので、裏表紙に物語の宣伝が書いてある。早速引用しよう!

 

 

神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造(つぼいせいぞう)が逝去した。

その通夜は悲しみに包まれ@、誰もが涙した。

…のだが、参列者たちが「神様」を偲ぶ中、とんでもない疑惑が。

実は坪井は、凶悪な犯罪者だったのではないか……。

坪井の美しい娘、後輩教師、教え子のアラフォー男性と今時ギャル、

ご近所の主婦とお笑い芸人。

二転三転する彼らの推理は⁉︎

どんでん返しの結末に話題騒然‼︎

第34回横溝正史ミステリ大賞《大賞》受賞の衝撃ミステリ!

 

 

とのこと!

読後の感想としては、

物語に軽快さとキャッチーさを感じられた!

軽快さとキャッチーさとはつまり、読みやすいとうこと!

ガンガン目が文字を追い、文字が映像として再生されます。

いつになっても本を読むという感覚は不思議なものだ。

 

あとは、読み進めていくと簡単に伏線に気づくことが出来る。

あえて気づかせようとしているのではないかと思うほどに。

その伏線を頭に留めながら物語を読み進めていくと、

登場人物と同じタイミングで伏線を取り出すことが出来る。

さながら全ての登場人物になった様な気分になれて面白い。

そして、それらの伏線が物語の後半ではどうなるのか⁉︎

 

この物語はとてもオススメです。

人は死んでますが、痛々しい描写もありません。

人が死なないミステリーの次に読むにはもってこいです!

 

この本を書店でお探しならば、

角川書店の文庫棚を見つける

②背表紙では行を見つける

③ふ 33−1 を探す

この「ふ 33−1」がこの本の通し番号となります

もし、この本が棚に無ければ、書店員に聞いてみてください。

 

この本とあなたが出会える事を願っております